COLUMN
コラム

調査員が来る前に!地震保険の一部損認定を有利にする家の状態

# 調査員が来る前に!地震保険の一部損認定を有利にする家の状態

地震が起きた後、家に被害が出てしまったら「地震保険」の出番ですよね。でも、保険金をもらうためには調査員の判断が重要になってきます。特に「一部損」の認定をしてもらうことができれば、保険金が支払われるようになります。

今回は、地震保険の調査員が来る前に、「一部損」認定を有利に進めるためのポイントをご紹介します!

## 地震保険の「一部損」とは?

まず基本的なところから。地震保険では被害の程度によって「全損」「大半損」「小半損」「一部損」の4段階に分けられています。

一部損は最も軽度な区分で、建物の主要構造部の損害額が建物の時価の3%以上20%未満、または住宅の延床面積の20%以内の床上浸水や地盤液状化等による損害が生じた場合に認定されます。保険金額の5%が支払われるので、決して少なくない金額になります。

## 調査員が見るポイントとは?

地震保険の調査員は建物のどこを見るのでしょうか?

1. 壁のひび割れ

最もわかりやすい被害が壁のひび割れです。特に注目されるのは:
– 幅0.5mm以上のひび割れ
– 斜めに入ったひび割れ(構造的な影響を示唆する)
– 複数箇所に見られるひび割れ

2. 基礎部分の損傷

家の基礎にひび割れや損傷があると、構造的な問題として見られる可能性が高まります。基礎は家を支える重要な部分なので、調査員は特に注意深くチェックします。

3. 建具(ドアや窓)の開閉具合

建具の開閉がスムーズにいかなくなったり、隙間ができたりすると、建物が傾いた証拠と見なされることがあります。

4. 床の傾き

水平器を使って床の傾きを確認することもあります。傾きが1/100以上あると、一部損の可能性が高まります。

## 調査前にしておくべき準備

1. 被害状況の写真撮影

これが最も重要です!地震直後の被害状況をできるだけ多くの角度から撮影しておきましょう。修理前の状態を示す証拠になります。特に:

– 壁のひび割れ(ものさしなどを当てて幅がわかるように)
– 基礎部分の損傷
– 建具の変形や開閉不良がわかるもの
– 床の傾き

2. 被害箇所のマーキング

小さなひび割れは見落とされることがあります。カラーテープや付箋などで目立つようにマークしておくと、調査員に確実に確認してもらえます。

3. 被害リストの作成

家のどの部分にどのような被害があるかをリストアップしておくと、調査漏れを防げます。自分で気づいた部分を全て書き出しておきましょう。

4. 修理見積もりの取得

可能であれば、業者に被害の修理見積もりを出してもらいましょう。プロの視点からの被害評価は説得力があります。

## 調査時の注意点

1. 立ち会いは必須

調査時には必ず立ち会って、気になる箇所を伝えましょう。自分から積極的に被害箇所を示すことが重要です。

2. 過剰申告は避ける

「嘘をつく」ことはNG。保険詐欺は犯罪です。正直に被害状況を伝えましょう。ただし、気づいた被害は漏れなく伝えることが大切です。

3. 専門用語で説明できると有利

「構造的な損傷」「せん断クラック」などの専門用語を使って説明できると、調査員に対する信頼性が増します。勉強しておくと良いでしょう。

## まとめ

地震保険の一部損認定を受けるためには、しっかりとした証拠集めと適切な対応が鍵となります。被害状況をきちんと記録し、調査員に漏れなく伝えることで、公平な審査につながります。

地震は予測できないものですが、万が一の際にしっかりと保険対応ができるよう、このポイントを覚えておいてください。そして何より、日頃から防災対策をして、被害を最小限に抑える準備をしておくことが大切です。

皆さんの家が安全であることを願っています。何か質問があれば、コメント欄でお待ちしています!