COLUMN
コラム

マンション・一戸建て別!地震保険とお見舞金申請の違いと注意点

# マンション・一戸建て別!地震保険とお見舞金申請の違いと注意点

大きな地震が起きた後、住宅の被害に対して何かしら補償を受けたいと考えるのは当然のことです。でも、マンションに住んでいる人と一戸建てに住んでいる人では、申請方法や受けられる補償が違うって知っていましたか?

今回は、マンションと一戸建てそれぞれの場合の地震保険とお見舞金申請について、わかりやすく解説していきます。被災した時にスムーズに行動できるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

## 地震保険とお見舞金の基本的な違い

まず押さえておきたいのが、地震保険とお見舞金の違いです。

**地震保険**は、地震・噴火・津波によって建物や家財に生じた損害を補償する保険です。火災保険とセットで加入するもので、民間の保険会社と政府が共同で運営しています。

一方、**お見舞金**は自治体や共済などが、被災者支援として支給するものです。地震保険のように事前に加入する必要がない場合が多いですが、支給条件や金額は自治体によって異なります。

## マンションの場合の地震保険

マンションにお住まいの方は、以下の点に注意が必要です。

1. 「専有部分」と「共用部分」の区別

マンションの場合、自分の住戸内(専有部分)と、エントランスや廊下などの共用部分で保険の扱いが異なります。

* **専有部分**:あなたが加入している地震保険でカバー
* **共用部分**:管理組合が加入している地震保険でカバー

自分の部屋の壁や床に被害があった場合は、あなた自身の地震保険で請求できますが、エレベーターや外壁などの被害は管理組合の保険で対応することになります。

2. 区分所有法による制約

マンションは区分所有法という法律の下で管理されているため、勝手に修繕工事ができません。大規模な修繕は管理組合との協議が必要です。

3. 申請の手順

1. 被害状況を写真に撮る
2. 管理組合に連絡(共用部分の被害がある場合)
3. 加入している保険会社に連絡
4. 損害調査の立ち会い
5. 必要書類の提出

## 一戸建ての場合の地震保険

一戸建てにお住まいの方は、以下のポイントを押さえておきましょう。

1. 建物全体が対象

一戸建ての場合は、建物全体があなたの所有物なので、地震保険も建物全体をカバーします。

2. 地盤被害への注意

一戸建ては地盤の影響を直接受けるため、傾きや沈下などの被害が起きやすいです。これらの被害も写真で記録しておくことが重要です。

3. 申請の手順

1. 被害状況を写真に撮る(建物の内外、地盤の状況なども)
2. 加入している保険会社に連絡
3. 損害調査の立ち会い
4. 必要書類の提出

## お見舞金申請について

地震保険とは別に、自治体からのお見舞金や支援金も申請できる場合があります。

マンションの場合

* 居住する市区町村の窓口で申請
* 管理組合経由で申請が必要な場合もある
* 被災証明書が必要なケースが多い

一戸建ての場合

* 居住する市区町村の窓口で申請
* 被災証明書が必要
* 土地の被害については別途相談が必要な場合も

## 申請時の注意点

共通の注意点

* **期限を守る**:申請には期限があるので早めに行動しましょう
* **写真を撮る**:被害状況は必ず写真に残しておく
* **修理前に連絡**:勝手に修理を始めると保険金が下りないことも

マンション特有の注意点

* 管理組合との連携が重要
* 共用部分と専有部分の区別を明確に
* 他の住民と情報共有を

一戸建て特有の注意点

* 地盤の被害も申請対象になる可能性
* 塀や門などの付属物も忘れずに確認
* 家財の被害も写真で記録

## まとめ

地震の被害に対する補償は、マンションと一戸建てで申請方法や注意点が異なります。住居形態に応じた正しい知識を持っておくことで、いざという時にスムーズに対応できます。

また、地震保険に加入していなくても、自治体からのお見舞金制度を利用できる場合があるので、被災した際には必ず自治体に相談してみましょう。

日頃から保険証券の保管場所を家族で共有しておくことや、定期的に補償内容を確認することも大切です。災害はいつ起こるか分かりません。今のうちに備えておきましょう!

被災された方々が一日も早く日常を取り戻せることを願っています。