- 2025/09/03
- 一部損
一部損

車をぶつけちゃった…でも修理代が高すぎる!保険を使うべきか迷ってませんか?
実は「一部損」の扱いって、ちょっとした知識で数万円も損益が変わることをご存知ですか?
私は自動車保険の相談を10年以上受けてきましたが、多くのドライバーが「一部損」の際に最適な判断ができず、結果的に損をしているケースを数えきれないほど見てきました。
「保険を使ったら等級が下がる」「でも修理代は払いたくない」というジレンマ、すごくわかります。
この記事では、一部損の保険申請を自分でする方法から、知っておくべき特約、そして「修理と保険どっちが得か」の判断基準まで、あなたの財布を守る情報を徹底解説します!
保険のプロだからこそ教えられる「業界の裏側」も含めて、損をしない選択術をお伝えしますね。
1. 一部損の保険申請、実は自分でできる!損しない手続きの流れを解説
車の事故や自然災害で愛車が「一部損」と判定された場合、保険申請の手続きに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。実は、この申請手続きは自分で行うことができ、正しい知識を持っていれば余計な出費を抑えることも可能です。
「一部損」とは、自動車保険における車両の損害区分のひとつで、修理費用が保険金額の3〜20%程度の損害状態を指します。例えば、車両保険金額が200万円の場合、修理費が6万円〜40万円の範囲内であれば「一部損」と認定されることが多いです。
まず、事故や災害が発生したら、24時間以内に保険会社へ連絡することが重要です。多くの保険会社では専用のフリーダイヤルを設けており、東京海上日動や損保ジャパンなどでは、事故受付センターが年中無休で対応しています。
次に、損害状況を明確に記録しましょう。車の損傷箇所を様々な角度から撮影し、可能であれば事故現場の状況も写真に収めておくと、後の手続きがスムーズになります。
保険会社への連絡後、損害調査員(アジャスター)が派遣され、実際の損害状況を確認します。この際、修理工場の見積もりも重要な判断材料となるため、信頼できる工場で見積もりを取得しておくことをお勧めします。
申請書類の作成は意外と簡単です。保険会社から送付される「事故報告書」や「保険金請求書」に必要事項を記入し、損傷写真や修理見積書を添付して提出します。不明点があれば、担当者に遠慮なく質問することが大切です。
また、一部損の場合でも免責金額(自己負担額)が設定されていることが多いため、契約内容を確認しておきましょう。例えば、免責金額が5万円の場合、修理費が15万円であれば、保険から支払われるのは10万円となります。
さらに、事故による等級ダウンを避けるために「特約」を活用する方法もあります。「等級プロテクト特約」や「車両無過失事故特約」などが該当しないか、保険証券を確認してみてください。
一部損の申請は、知識さえあれば自分で対応可能な手続きです。正しく申請することで、適切な保険金を受け取り、愛車を元の状態に戻す第一歩となります。
2. 知らないと損する!一部損で適用される特約と補償内容の全てがわかる
自動車事故で車が損傷した場合、その修理費用がどの程度保険でカバーされるのかは「全損」「分損(一部損)」などの区分によって大きく変わってきます。特に「一部損」と判定された場合、どのような特約や補償が適用されるのかを知っておくことは、保険金を最大限に受け取るために非常に重要です。
まず、一部損とは何かを明確にしておきましょう。一部損は、事故による損害額が車両保険金額の50%未満で、かつ修理可能な状態を指します。多くの保険会社では、この一部損に対して以下のような特約や補償が用意されています。
【車両保険の免責金額】
一部損と判定された場合、設定した免責金額(自己負担額)が適用されます。一般的に「5-10万円」や「3-5万円」などと設定されており、1回目の事故と2回目以降の事故で異なる金額が適用されることが多いです。事前に自分の契約内容を確認しておくことが大切です。
【車両全損時諸費用特約】
この特約は名前に「全損」とありますが、実は多くの保険会社では一部損にも適用されるケースがあります。車両保険金の10%(上限10万円程度)が支払われ、レッカー代や代車費用などの諸経費をカバーします。
【新価特約(新車特約)】
新車購入後一定期間内(通常1年〜3年)の事故で、修理費が新車価格の一定割合(50%〜70%)を超える場合、一部損でも新車購入費用が支払われます。特に新車を購入したばかりの方には重要な特約です。
【代車費用特約】
修理期間中の代車費用を日額5,000円〜7,000円程度(15日〜30日限度)で補償します。一部損で長期間の修理が必要な場合、この特約があるとかなり助かります。
【事故時レンタカー費用特約】
代車費用特約と似ていますが、こちらは事故発生時点から一定期間内のレンタカー費用を補償します。修理工場の混雑で修理開始まで時間がかかる場合でも安心です。
【車両超過修理費用特約】
車の時価額を超える修理費用が発生した場合でも、一定限度額まで補償される特約です。愛着のある車を修理して乗り続けたい方に適しています。
【車両積載動産特約】
車内に積んでいた私物(ノートパソコンやゴルフバッグなど)が事故で損傷した場合に補償される特約です。一部損の事故でも車内の私物が大きく損傷するケースは珍しくありません。
注意すべき点として、保険会社によって特約の名称や補償内容が異なる場合があります。また、特約によっては別途保険料が必要なものもあります。自分の契約している保険がどのような特約を含んでいるか、定期的に確認することをおすすめします。
一部損と判定された場合でも、これらの特約をうまく活用することで、実質的な自己負担を大幅に減らせる可能性があります。事故が起きてから「あの特約に入っておけば良かった」と後悔しないよう、契約内容を今一度確認してみてはいかがでしょうか。
3. 車の一部損、修理と保険どっちがお得?プロが教える賢い判断基準
車に軽い損傷を負った場合、「保険を使うべきか、自費で修理すべきか」という悩みは多くのドライバーが直面する問題です。一部損と判断される場合、その選択はさらに重要になります。結論から言うと、修理費用が3〜5万円以下なら自費修理、それ以上なら保険利用が一般的な目安です。しかし、単純に金額だけで判断するのは危険です。
まず、保険を使った場合の等級ダウンによる保険料アップを計算しましょう。たとえば20等級から3等級ダウンすると、翌年から3年間で約5万円の追加負担になることも。一方、自費修理の場合は一時的な出費で済みますが、修理箇所や程度によっては数十万円かかることもあります。
判断の鍵となるのは「将来の支出総額」です。具体例として、バンパーの一部破損で修理費が8万円の場合、保険使用で3等級ダウンすると3年間で約5万円の保険料アップ。自費なら8万円の一時支出。長期的に見れば保険利用が3万円お得になります。
また見落としがちなのが、無料の「事故対応サービス」の価値です。事故処理の煩雑さや時間的コストを考えると、保険会社のサポートは金銭換算できない価値があります。東京海上日動や損保ジャパンなどの大手保険会社では、24時間365日の事故対応体制を整えています。
ただし注意すべき点として、継続的に小さな事故で保険を使い続けると、契約更新時に引受拒否や保険料大幅増額のリスクがあります。アクサダイレクトなどの通販型保険会社では特にこうした点を厳しく審査する傾向にあります。
最終的な判断材料として、①修理費用の見積額、②等級ダウンによる保険料増加額(3年分)、③今後の事故リスク、④事故処理の手間、を総合的に検討することがプロの考え方です。自分の運転スタイルや車の使用頻度も加味して、最も経済的な選択をしましょう。


