西暦2000年当時、僕たちは大手企業に就職するのに必死でした。
就職氷河期と言われていた時代で、周りの友達はみんな必死に就職活動をしていました。
でも僕は当時、就職活動をしませんでした。
なぜか?
ある証券会社代表の「涙の謝罪会見」TVニュースを見たからです。
そのTVニュースの内容は、当時の代表が、
「社員は悪くないんです!」と涙ながらに語る僕にとっては相当な衝撃映像でした。
「大人がテレビで泣くなんて、どしたん?」
当時、ある証券会社は日本の「四大証券会社」の一角にあり、就職人気もありましたが、代表の涙の会見と共に廃業しました。
いわば、僕の中で「大手絶対説」が崩れたのです。
「大手企業に入れば安泰だ!」という周りの言葉に従った人はもちろんのこと、
自分が良いと思って、歯を食いしばって、色々我慢して、勉強した人も報われない。
また、親に高額なお金を払ってもらった上で大学を卒業して就職活動をして、
世間の言う、いわゆる良い会社に入ったとしても、
経営TOPの判断ミスで飯を継続して食うことができないんだな。。。
そう、心底思いました。
誰のせいか?
もちろん、誰のせいでもない、選択した自分のせいです。
だったら自分は自分の人生を人のせいにしたくない。
自分でやったことの責任を負って、自分の失敗で苦しくなるのだったら納得できる。
だから、自分でやろうとシンプルに思いました。
そこから大学を卒業後、
起業して、
会社を経営して、
失敗して、また起業して、
数社経営しての繰り返しで、
結果、色々な若者を応援して15年の時が流れました。
そして今も起業家のはしくれです(笑)
これから起業される皆さまも色々な背景はあると思いますが、
後悔のない起業家人生を歩んでいくことを心からお祈り申し上げます。
また、当社運営のサービスが少しでも皆さまのお力になれましたら幸いです<(_ _)>